■XOOPS
XOOPSはインストールも比較的簡単で、基本的なモジュールが始めから入っているので(2.0.x)それらのうちから利用するものをインストールすれば、それなりのポータル系サイトがすぐに作れます。テーマに関してもたくさんの配布サイトがあるので結構多くのバリエーションから利用したいテーマを探し出して使うことが出来るでしょう。
XOOPSを使用してサイトを作る場合、目的にあわせて各種のモジュールを利用することになります。日本語で利用できるモジュールもまずまずそろっており、或る程度の範囲で対応可能でしょう。
XOOPSの弱いところはどこかといえば、XOOPSに限らずオープンソースの常ですが、操作方法の説明が少ないことです。しかしこれは、解説本なども充実してきたので何とか解決できるものと思われますが、もうひとつ、一つ一つのモジュールに関してはあまり説明されていません。モジュールの配布サイトなどでも操作説明などが充実しているところなどは殆ど無く、基本的には作りっぱなし。不思議なもので、説明しないのが一般的というのか、かっこいいのか・・・わかりかねます。
また、テーマに関して言えば、テーマの構造がシンプルなのでカスタマイズ性が高く、比較的簡単にテーマを作ることが出来ます。しかし一方、シンプルな構造であるがために、ひとつのテーマに全体のデザインが依存してしまい、モジュールごとにテーマを変えたり、ページごとに変えるというわけには行きません。以前にモジュールごとにテーマを変える「テーマチェンジャー」のようなモジュールもありましたが、今は見当たらないようです。
全体の構成がブロック構造になっているので、それらのブロックを崩すことが出来ず、全体のデザインが似てしまうことも致し方ないところです。
でも、総合的には日本語環境で利用しようと思えば、現在最も使いやすいCMSだといえるでしょう。利用者が多く、各種の質問もさまざまなサイトで受け付けてくれるので、ネット上で問題の解決方法を見つけられることも優れた点といえるでしょう。
■Joomla
Joomlaは母体はMamboで、これから派生して作られたCMSです。多くのMamboユーザはJoomlaへ移行していると思われます。CMSとしての完成度が高く、世界的に見ればもっともユーザーの多いCMSであり、モジュールやテーマも相当充実しているといえるでしょう。
しかし、少し高度化しており、管理画面が分かりにくくなっているのが難点です。なれればそうでもないのですが、他のCMSを利用している方がJoomlaを利用して見ると、構造の違いに戸惑うかもしれません。
日本語のサイトも徐々に充実してきているようですし、基本的な利用をする上での不都合は殆どないといっていいでしょう。また、世界中で数多く利用されているので、テーマも世界中で配布されていますので、探すのが少し分かりにくいかもしれませんが、数そのものは相当数配布されていると思われます。海外製がほとんどでちょっとデザイン的に日本人の感覚とは違うものも多いかもしれませんが、おしゃれなものやセンスのいいものも中にはあるので探して見ればいいでしょう。
テーマの構造は比較的分かりやすいものですが、デザインパーツを数多く利用したものがおおいので、テーマフォルダの中には結構数多いデータが収納されています。デザインをオリジナルで作る場合には手間は掛かるでしょうが、カスタマイズ性は高く、XOOPSなどでカスタマイズしたことがある方はそれ程問題なくカスタマイズできるでしょう。
■JAWS
コンパクトにまとまったツールで私のお気に入りではありますが、使って見るとところどころに「これってちょっとヘンかも」っていうところもあるので、正直みんなにお勧めとまでいえないのが難点。でも、モジュールとは言わないですが「ガジェット」というあらかじめインストールされてインストールした時点である程度完結した形になっているので使いやすいというのは最もいい点です。あらかじめ用意されたガジェットから必要なものをインストールすれば使えるようになるので、探してくる面倒くささはありません。
とりあえず現時点では、デザインがシンプルなブログサイトを運営したい方には特にお勧め。ポータル系としてよりも案外高性能ブログツールとして使いやすいかもしれません。
■WordPress
いわずと知れた現時点ではMTなどよりは世界標準になりつつあるブログツールかもしれません。MSではありませんが、スケールメリットというものがあるのは事実で、利用できるデザインの豊富さは他のブログを大きく引き離すところでしょう。MTが最近、再オープンソース化の動きがあるようですが、現時点では何の問題も無くオープンソースとして自由に使いたい方が選択するブログツールとしてはWordPressが第一です。
使用感としては直感的に使えますし、なにより静的ページが使えるようになってからは殆どホームページ制作ツールとしても機能するのでホームページのつくり方が変わってしまうほどです。
もう少し詳しく使い方なども含めて出来れば近いうちに紹介できればと思います。




