お気に入りCMS-2

Author: syunsai | Category アローズ関連 | | 2008年5月23日(金曜日)

最近特に注目を集めてきたコンテンツ系のCMSをご紹介しています。通常のホームページ作成ソフトを使う感覚に近く、デザイン性の高いサイトを作れるのが特徴です。高機能になってきているので、その分少し操作が難しいものもありますが、今後益々注目されるCMSです。

MODx

動作環境:PHP,MySQL

セットアップ時間:30分~

日本語ランゲージ:あり

構造:コンテンツ系

■コンテンツ系CMSとして先駆けのEtomiteの後継&注目株

CapD20080523 MODxはEtomiteというCMSから分かれたCMSだ。そう古くからあるものではない。なにしろ、バージョンはまだ1.0になっていない。Etomiteは現在も継続して開発されており、スニペットやチャンク、プラグインなどは共有できるので、Etomiteの資産が活かせる点もメリットだ。
モジュールを組み合わせてサイト構築をするタイプのCMSに慣れてしまうと、コンテンツ系のCMSを使った際に戸惑ってしまうことと思う。このMODxも正直どこをどう操作すればいいのかはじめは大変分かりにくい。

実際ページを作成していく構造は比較的分かりやすいのだが、テンプレート制作やそのデザイン方法、またスニペットやチャンクといわれるものの使用方法など私自身よくわからない。
これまで日本のガイドサイトもなかったし、いまでもないに等しいが、それでも始めてのガイド本も登場して今後利用が広がる素地がようやくできてきたところだ。

CapD20080523_1 インストールに関しては全く問題なく、ごく簡単に済む。インストールは総て英語で表示されるが、初めて管理画面に入る際に表示された画面で、日本語のランゲージにファイルに変更する部分が表示されるのでそこを変えればすぐに日本語になる。インストールに問題はないが、このようなコンテンツ系のCMSの場合、サイト構築となるといささか時間を要する。できればインストールの途中にデモのページをインストールするかどうかをチェックする箇所があったはずだ。それは実際には変える必要があるのだが、インストール後に何もページを表示しないとどう作って言っていいのか分かりにくいので、できればインストールしておいて、書き直すようにして覚えていくのがいい方法かもしれない。

管理画面ははっきり言って少々分かりにくい。なにぶんどのような要素があって、何の動作が必要なのか、何をどう作るのかがわかりにくいので、どこにどんなメニューがあるのかの想像ができにくい。まあ、できればマニュアル本を買って挑戦することをお勧めするが、amazonの書評を見る限りだが、今一マニュアル本の評価が高くない。しかし、今のところこれしかないから買ったというコメントもあったが、ないよりはあるに越したことはない。

TYPO3

動作環境:PHP,MySQL

セットアップ時間:1時間~

日本語ランゲージ:あり

構造:コンテンツ系

■コンテンツ系の雄、ヨーロッパでは広く利用されているようだ。

CapD20080523_2 はっきりってこいつはきっと高性能だ。「きっと」と言うのは、インストールしてざっとメニューをひっくり返して見ただけで、これから使って見ようと思っているからだ。
結構前からその存在は知っていたのだが、なにしろ日本語化されていなかったし、しかも高性能な場合には逆にやっかいだ。日本のガイドサイトがなかったので、使おうにも二の足を踏んだと言うのが本音である。比較的最近だと思うが、日本にもサポートサイトができて、どうやら導入を支援するサポートサービスをする会社のようだ。
ところでセットアップ時間を1時間以上と書いておいたが、インストールそのものは特に問題なくごく短時間で住むが、ほんのちょっとだけページを作り、とりあえずホームページのような感じ・・・にするには、ある程度CMSを使ってきた方でも1時間以上は要するだろうと言う意味で書いている。CMS初心者ならそう短時間ではそれっぽい状態にするのもできないかもしれない。

CapD20080523_3また、サイトに行ってダウンロードする書類がどれか間違いそうな感じだ。どれがどういう書類なのかわかりにくく、いくつかあるのでちょっと分かりにくいので、日本のサポートサイトなどで必要箇所を読んでからやっつけた方がいいだろう。

コンテンツ系とは文字通りコンテンツを普通のホームページ制作ソフトで1ぺーじ1ページ付くタイプのCMSだが、それならDreamweaverで作った方が簡単だと思うかもしれない。実はある意味ではそのとおりだ。しかし、複数の担当で管理する場合や会員制のサイト、ビジターとのコミュニケーションツールが欲しい場合など、CMSだからこそ簡単にできる領域がたくさんあるはずだ。まあ、ほとんど使っていないものがあまり説明できるわけもないので、今後使って見てからさらに追記することにしよう。

eZpublish

動作環境:PHP,MySQL

セットアップ時間:1時間~

日本語ランゲージ:あり

構造:コンテンツ系

■何種類かのサイトを選択して作れるCMS

CapD20080523_4 通常ポータル系、ブログ系、アルバム系などいくつかの要素を持っていてインストールのときに選択できるCMSだ。基本的には上に紹介しているコンテンツ系のCMSで、世界中で結構利用されているCMSのようだ。ヨーロッパの有名どころの出版系やMIT、米国海軍などのサイトで利用されていると書いてあったが、私はこのCMSが広く利用されている理由はまだ分からない。

実はこれもずいぶん前にテストしたことがあったのだが、時間がたったのでほとんど忘れてしまった。今回再チェックして見たが、以前見たときとはなんだか管理画面なども結構様変わりしている気がした。以前はごくシンプルなツールぐらいに思ったような気がするが、今回見て見るといかにもコンテンツ系の管理画面といった趣だ。
CapD20080523_5 インストールに問題はない。管理画面に入ってランゲージを変更すればすぐに日本語が使える状態になっている。また、日本のサポートサイトもできているが、あまり情報はない。このCMSはサポートサービスを併せ持った、純粋にフリーで利用するオープンソースというわけではない。そこで、日本のサポートサイトも有料のサポートサービスを前提にしているようだ。マニュアルなども配布しているので、とりあず基本情報は日本のサイトで手に入る。これまた時間のあるときにチェックして見て、その後追記することにする。

TYPOlight

動作環境:PHP,MySQL

セットアップ時間:15分程度(サイトを作る時間はかなりかかりそう)

日本語ランゲージ:あり

構造:コンテンツ系

■一見、TYPO3のlight版?、発想は一緒だがほとんど別物。

CapD20080523_6 TYPO3と比べてダウンロードしたデータ容量だけ見ると三分の一程度。展開すると実はあまりライトと呼べるほど軽くもないようだ。TYPO3と同じチームが作っているのか、分かれたチームが作っているのかわからない。一見、Light版のように見えるが、決してそうではないようだ。発想は一緒だが、機能的には相当高機能だ。

さて、インストールしてみたのだが、実はうまくいかない。
四苦八苦の末、些細な変更を加えてみると意味は分からないがようやくインストールできた。配布サイトには結構な国数のランゲージファイルが配布されている。インストール時に始めからランゲージデータを所定の場所に上書きした状態でインストールをして見たら、英語で起動して後でランゲージを変更すると言うのではなく、サイトにログインする時点ですでに日本語表示になってしまった。これはうれしい、、。

インストール時に感じたことだが(実はローカルですでに、5回ぐらいはインストール練習して見たのだが)、サンプルのインストールを聞かれてそこにチェックマークを入れると、サイトはサンプルデータで構築される設定になっている。チェックマークのそばに、サンプル用のユーザー名とパスワードが記載されているのでそれを控えておいてログインすればいい。
その下には一般的な、自分のユーザー名とパスワードを記載するブロックがある。これは上記のサンプルサイト構築にチェックを入れてインストールボタンをクリックした場合には無視される。
サンプルサイトをインストールせず、通常のようにユーザー名やパスワードを記入した後にインストール完了すれば、サイトへのログインは独自のユーザ名、パスワードでできる。
かなり高機能なCMSなので概要を知るためにはやはりサンプルをインストールしていじり倒すのが一番だ。一度ローカルでサンプルをインストールしたサイトで学習することをお勧めする。

CapD20080523_7さて、ログインして管理画面を見ると、少しだけTYPO3よりすっきりしたイメージのような気がするが、TYPO3自体を使い込んでいないのであまり比べる知識もないのだが、管理画面を見た限りでは全体的なイメージは近い。
しかし、TYPO3とメニュー一覧を比べてみると、確かにイメージは似ているが、中身はなんだか相当違っている。ざっとした外観に過ぎないが、TYPO3のマイナーチェンジをして軽量化を測り、直感的な操作性を高めたイメージがある。詳しいわけではないのでTYPO3もよさそうに思ったが、ちょっと触っただけの操作感でも,私個人としてはTYPOlightの方に好感が持てた。

時々、有料のCMSとオープンソースのCMSの大きな違いのひとつとしてユーザー管理が上げられる。そして、MODxのフォーラムで見つけたのだが、コンテンツなどを加える際の段階的な認証システムが無い場合がほとんどだと書かれていた。そこで、まだ詳しくは見ていないが、このTYPOlightはユーザー管理、ユーザーグループ管理などの管理画面が充実しているようで、もしかするとあまりオープンソースでは見かけない結構高度な管理システムを持っているかもしれない。少し今後調べて見ることにしている。
さて、このTYPOlightのサイトを見るとなかなか充実したサイトで、フォーラムなども結構活発なサイトであることが読み取れる。当然だが、ユーザーも多く、広く利用されていると言うことだ。TYPO3だけではなく、TYPOlightの今後も注目していきたい。これまた、後日追記しよう。

cmsmadesimple

動作環境:PHP,MySQL

セットアップ時間:30分~

日本語ランゲージ:あり

構造:コンテンツ系

■コンテンツ系としては直感的操作でわかりやすいCMS

CapD20080523_8 名前がまずは直球のネーミングだ。もう少し工夫してもよさそうなものだと突っ込みを入れたくなるほど当たり前の名前。むしろ文章と言う感じか?
さて、このCMSインストールは問題ない。ものの数分でインストールできる。最初に管理画面でMyPreferenceのUserPreference画面でランゲージを日本語に設定すると問題なく日本語が表示された。たしかこのCMSもずいぶん昔に触った記憶があるのだが、こんなコンテンツ系のCMSではなかったような気がして仕方がない。名前どおりに簡単そうなので使って見たものだと思うが、サイトに表示していたやしの木の写った写真だけが記憶に残っていた。

CapD20080523_9 さて、管理画面の構成をアイコンで表示して説明があるので、ごく分かりやすい構成になっている。私は特に操作の直感性を大事に考えたいので、このような分かりやすい構成は大好きである。特に、コンテンツ系は高機能を売りにすると得てして分かりにくい操作画面になってしまうことが多いのだが、この手のCMSの中では際立ってさすがにシンプル画面である。

しかし、管理画面のメニューを確認する限り、案外高性能なツールのようで操作性はシンプルだが機能は決してシンプルではなさそうだ。これも少し使って見てから追記する予定だが、かなりいい方向へ進化してきたツールなのかもしれない。

追記

このcmsmadesimpleはSafeModeOnでは動かない。動かないというのは正確ではない。
exploreでは表示されるが、Firefoxではスタイルシートが適用されなくて、テキストだけが表示されてしまう。と言うわけで、相も変わらずXreaでは使えない。CGIモードで使うと言うレベルの問題ではない。