CMS/WordPressの複合的活用。小さな提案。
先日、ArtisteerでDrupalとJoomlaのテーマを作ってサンプル配布をしていました。残念ながら、当サイトへのアクセス者にはそれほどの需要はないようでダウンロード数はわずかのようです。もちろんデザインが悪い、当サイトへアクセスいただく方の中の需要が少ない、その他さまざまな理由はあるかもしれませんが、基本的にはこれらのCMSの国内需要が現時点ではあまり多くないと言うことが原因だという気がしています。
ネット上でのCMSの評価や需要としてはDrupalもJoomlaもそれほど低くはありませんし、試してみようと言う方の数もそう少ないわけではないと思うのですが、テストしてみようと言う方が多いからと言って本番の利用が多いのかどうかは疑問です。やはり、高度化している分、気軽に利用できないと言うのもあるのかもしれませんが、おそらくはそれほど大規模だったり高度なサイト構築需要が必ずしも多くないということなのかもしれません。
一方、WordPressはと考えてみると、小規模サイトとしてならすでに立派にCMSとして機能しますし、個人レベル、小規模事業所レベルのサイトなら満足できる機能を持っています。今日では、ブログの持つSEO対策機能を高く評価している人も多く、サイトを作る場合には最も重要な機能だと考える人も増えているのかもしれません。WordPress以上の機能を要求するサイトは本格的な大規模大手企業サイトやポータルサイト以外では、半数以上、もしかすると80%、90%の割合でWordPressで何とか対応できる規模と言っても過言ではないかもしれません。
さらに、Artisteerの登場でテーマ作成が簡単になったことと、同様のデザインでHTMLのテンプレートを作れることは、案外気が付かないかもしれませんが大きな魅力です。実は、CMSでもっとも敬遠される要素はデザインが単調で似てしまうことと、サイト内のデザイン変化が乏しいことです。こうした点はHTMLのテンプレートを活用することで、ページのデザインバリエーションを簡単に、しかも自由度高く作ることができるので、これらの組み合わせでサイト構築できることはやはり大きな魅力です。
ここでひとつ新たな提案を書いておこうと思うのですが、それはWordPressとブログエディターによる、近頃私がおすすめとして書いている組み合わせの利用方法に加えて、Artisteerのテンプレート利用、そして更に直接書き込み型のCMSとの組み合わせ活用です。実はこの方法は、DreamweaverとContributeの利用によく似ています。
言葉で書けば少し利用方法が複雑になりますが、WordPressの持つ優れた機能を活用しつつ、多様性を発揮するのにArtisteerのHTMLテンプレートの併用、そして通常のホームページ作成ソフトでテンプレートを利用したホームページ作成、そして、一度作成したものの修正や更新はZimplitCMSなどでのサイトの直接的な作成などを総合的に組み合わせれば、一つ一つの敷居は比較的低く、スキルに応じて徐々に組み合わせて高度化がはかれていくのではないかと考えています。
今日、先に紹介したjimdoのような便利なサービスが生まれてくる一方で、従来型の方法ではあるけれど複合的で効率のよい多用なサイト構築もまた可能になりつつあり、ベーシックなものを多様に活用すると言う環境もまた整いつつあるのかもしれません。



