LiteCMSはどんなニーズに合っているか?
このところWordPressのテーマ制作をちょっと中断していくつかのLiteCMSを再チェックしていた。LiteCMSの定義のようなものがあると言うわけでもないが、原則として以下のようなことが考えられるだろう。
- データ量的に軽量であること。
(現状では2~3MB程度まで) - 本来ブログエンジンの場合にはページ機能を持つこと。
- CMSの場合なら基本機能としてページ制作機能を持つこと。
(できればブログ機能をあわせ持つこと) - 動作が軽快であること。
- デザインテーマの構造が簡単で、制作も簡単であること。
このほかにもあるかもしれませんが、まあ現状はこんな感じを目安にしています。
★チェックしていたのは以下のようなもの
sNews Pluck LightNEasy SkyBlueCanvas Pixie の5点が主なもの。
詳しい感想は「お気に入りのCMS-3」を見てもらうとして、なにぶんほとんどが発展途上であるためにいいところももちろんあるが、まだまだ不満な点があるのも否めない。そんな中で特に気になるのは、デザインテーマの構造とその作成のしやすさに注目している。
sNewsは1.7で少しテーマの作り方が変化していることに注目するが、残念ながらアドオンなどがまだまだ整備されていなくて、多くは1.6対応のものだけなので1.7の環境が整うにはしばらく時間がかかりそうだ。
デザインテーマの構造がシンプルで扱いやすいのはPluckとLightNEasyが群を抜いている。
デザインのしやすい構造とは、サイトの構造を決定するhtmlを含む書類が1点(index.phpであったりtheme.phpという書類だったりする)とそのデザインを担当するcss書類が1点、そして必要な画像が含まれるimagesフォルダが含まれるというものだ。
テーマ名の付いたフォルダにこれらが一式入っていて、CMSの「themes」などのフォルダにアップロードすれば、管理画面から選択できてサイトに適用すると言うのが原則だ。
なぜデザインのしやすさがそれほど重要なのかと言えば、LiteCMSは通常のCMSやブログとは異なり、それだけで完結しないことも多く、通常のhtmlによるホームページに併設したり、複数のLiteCMSをひとつのディレクトリとして活用する場合をも想定するからだ。
さらに、グループなどで運営するサイトの場合などでも活用でき、基本のフォーマットを同じにしてパーツの部分は個人個人が自由にデザインしてバリエーションを楽しむなどの活用方法も生まれるだろう。
特に、データベースを使わない軽量CMSの場合には、サイト管理も楽だし、サイト間やディレクトリ間のデータ移動も楽なので、思いつくままにサイトを構築し始め、将来的に情報量が増えたりサイト構造が合わなくなった際にも簡単に削除したり、変更したり、移動したりすることが可能となる。しかも、デザインバリエーションを用意しておいて、サイト内を自由に構成しても、デザインの統一が図られて便利だ。いずれにしても、デザインが簡単であれば多くのテーマが生まれやすく、また、フリーデザインの移植も簡単だ。
というわけで、上にあげたLiteCMSの中で必要十分な条件を兼ね備えていて、デザインしやすいLiteCMSは現時点ではLightNEasyをおすすめする。このツールは通常のCMSと異なり、管理ページが用意されていて、そこからページを作成したり、サイト設定をするのとは異なり、ログインするとそれぞれのページがダイレクトに管理制作できるようなる。初めはちょっと違和感があるかもしれないが、慣れれば特に不便を感じることはない。
特に、他のツールではごくごくまれにしか見ないが、ページごとにデザインを変えることができる機能持っていることも大きな特徴だ。サイトデザインにこりたい向きには特にお勧めだと思う。特にデザインやイラストを生業としている方で、どうしてもCMSやブログの定型的なデザインを好きになれなくて利用をためらっていた人にはぜひ一度チェックしてみて欲しいCMSだ。
以下のURLは配布サイト。

